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2021年06月30日 [シロアリ駆除]

モグラ君の床下日記 6もぐり目 梅雨

最近床下に潜って頓に気が付くことがあります。腐朽です。梅雨の時期ですからじめじめはするのですが、お客様からの質問も非常に多いです。通常床下の点検というと白蟻の生息状況と基礎の状況、水漏れ状況それに加えて、カビや腐朽・湿気の状況を調査します。白蟻の生息も非常に危険なのですが木部の腐朽は家の強度に影響を及ぼす実は怖いものなのです。木材を変質させるものには表皮を変色させるものと木を腐らせるものがあります。前者をカビ、後者を木材腐朽菌と言い、木材を腐らせる菌のこと言います。繁殖すればするほど木材は腐り、建物の強度は低下してしまいます。かびここで腐朽菌について触れておきます。大きく分けると木材腐朽菌は白色腐朽菌・褐色腐朽菌の2種類に分けられます。
白色腐朽菌とは・・・
木材の主成分とされるセルロース、ヘミセルロース、などを全て分解し木材を腐らせます。白色腐朽菌によって腐った木材は白色に変化します。
褐色腐朽菌とは・・・
木材の成分のうちセルロースとヘミセルロースを分解します。腐った木材は褐色に変色し、亀裂などの劣化が生じます。
気をつけないといけないことが一つ、カビと木材腐朽菌はその性質には大きな違いがあります。木材腐朽菌は木材の主成分を分解するため、木材の強度を低下させます。カビは湿った木材の表面の抽出成分のみを栄養とするため、木材の強度にはほとんど影響がないのです。ここが重要です。
さてこれら木材腐朽菌の発生には、栄養・温度・水分・空気の4つの要素が必要となります。よってこれらのうち一つでも抑えられれば発生を抑制できます。となると木材腐朽菌を何とか抑えて家の床下を守るには・・・となります。先に触れました4つの要素のうち、最もコントロールしやすい湿気を抑制することで、発生を抑えることが可能になります。
その手法としては床下換気設備・調湿材・防湿シートなどがあげられます。また湿度抑制ではありませんが防腐薬剤を木材表面に直接塗布する方法もあります。施工方法については担当者にじっくりご相談ください。
いずれにせよ被害が拡大し、家の耐久性に大きく影響が出る前に、一度状況をご確認ください。弊社は喜んでお手伝いいたします。まずは状況を正確にお伝えし、お客様のニーズにあった手法をご提案いたします。あなたのご自宅ももしかしたら・・・・・

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